「疲れて帰った日は、できれば料理を休みたい。でも、毎日外食するのも気になる」。そんなときに候補になるのが、宅配食とミールキットです。
名前は似ていますが、料理をどこまで自分でするかが大きな違いです。自分の生活リズムに合っているかを考えながら、無理のない選び方を見つけてみましょう。
まず知っておきたい、宅配食とミールキットの違い
宅配食は、調理済みの食事やおかずが届くサービスの総称として使われます。冷凍・冷蔵・常温など、届け方はサービスによって異なります。温めるだけで食べられるものもあれば、盛り付けや簡単な仕上げが必要なものもあります。
一方、ミールキットは、献立に必要な食材とレシピがセットになった商品です。カット済みの野菜や調味料が入っていることもありますが、基本的には自分で火を通したり、味付けをしたりして仕上げます。
| 比べるポイント | 宅配食 | ミールキット |
|---|---|---|
| 調理の手間 | 温め中心の商品が多い | 手順に沿って調理する |
| 料理の楽しさ | 調理の自由度は少なめ | 作る楽しさを残しやすい |
| 洗い物 | 比較的少なく済みやすい | 鍋やフライパンが必要な場合がある |
| 保存 | 冷凍・冷蔵など商品による | 冷蔵品が多いが商品による |
| 向いている日 | とにかく休みたい日 | 料理はしたいけれど献立に迷う日 |
どちらが優れているかではなく、省きたい手間がどこにあるかで考えるのがおすすめです。
宅配食が向いているのはこんな人
帰宅後はできるだけ調理したくない
仕事や育児で忙しい日は、食材を切ることさえ負担になるもの。調理済みの食事なら、用意する作業を大きく減らせます。料理を作る時間を休息や家族との時間に回したい人に向いています。
ただし「温めるだけ」と書かれていても、商品によって解凍方法や加熱時間は異なります。電子レンジが必要か、湯せんできるかも確認しましょう。
一人分の食事を手軽に用意したい
一人暮らしでは、食材を買うと使い切るのが難しいことがあります。必要な食数だけ注文できる宅配食なら、食材の管理がラクになる場合があります。
気をつけたいのは、注文できる最低食数と冷凍庫の空きです。まとめて届くタイプの場合、便利さより保管の負担が大きくならないか考えておきましょう。
栄養や食事内容に条件がある
商品の栄養成分表示や原材料、アレルゲン情報を確認しやすい点を重視する人もいるでしょう。ただし、宅配食であれば必ず栄養バランスがよいとは限りません。必要な条件がある場合は、実際の商品表示を確かめることが大切です。
ミールキットが向いているのはこんな人
献立決めと買い物を減らしたい
「何を作ろう」と考えて、食材を買って、レシピを探す。料理の前にも意外と作業があります。ミールキットは、その部分をまとめて省きたい人に便利です。
届いた食材を自分で調理するため、作りたてを食べたい日にも合います。
料理をする習慣は残したい
料理そのものは嫌いではないけれど、忙しい日は一から準備する気力がない。そんな人は、食材の下準備が済んだタイプを選ぶと負担を減らせます。
一方、包丁や調味料が別途必要なキットもあります。写真だけで判断せず、調理工程と自宅で用意するものを確認しておきましょう。
申し込む前に見ておきたい5つのポイント
- 一食の総額: 商品代だけでなく送料や手数料を含めて考える。
- 注文の自由度: 定期購入が必要か、必要な週だけ注文できるかを見る。
- 配達の条件: 対象地域、配送曜日、受け取り方法を確認する。
- 保存スペース: 冷凍庫や冷蔵庫に無理なく収まる量を選ぶ。
- スキップ・解約: 次回注文の締切や休止・解約方法を確認する。
最初から大量に注文するより、少ない食数や短い期間で試せる方法があれば、生活に合うか判断しやすくなります。
迷ったら、平日の過ごし方から選ぼう
たとえば、月曜日は帰宅が遅いから宅配食。少し余裕のある水曜日はミールキット、と使い分けてもかまいません。どちらか一方に決める必要はないのです。
料理そのものを休みたいなら宅配食。献立や買い物の負担を減らしたいならミールキット。 まずはここを目安にしてみてください。
食事の時間を整えたら、次は掃除や片付けの負担を見直すのもひとつの方法です。 家事代行を初めて利用する前に知っておきたいこと も参考にしてください。
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